2006年04月30日

NHK教育ETV特集『就職・4年目の私』を見て

29日土曜日NHK教育のETV特集『就職・4年目の私』を視聴しました。

NHK入社4年目を迎える女性プロデューサーが企画した番組です。就職して3年以内に会社を辞める若者は、大卒で3割もいます! 終身雇用の崩壊、先輩たちのリストラ・転職、ニートやフリーターとなる友人たちを見つめてきた社会人4年目の若者たちは、今何を考えながら働いているのか。

立命館大学卒業後社会人4年目をむかえる人たちと、
ゲストに伊藤忠商事の会長丹羽宇一郎氏、デザイナーで経営者でもあるドン小西氏、放送大学教授 宮本みち子氏、キャリアアドバイザー 後藤久子氏を交えて討論が展開されます。

私自身も今年で入社4年目なので、同年代の人々の悩みに強い共感を覚えました。2003年度入社の若者が、就職氷河期の中でも一番厳しい就職戦線だったと知り、自分の苦戦にも納得しました。

私自身は一つの会社に4年いるのですが、辞めようと思ったことは何度もあります。辞めようと思うことはしょっちゅうあると、ゲストのベテランたちも言います。以前なら一つの会社で働き続けることが当たり前で、辞めたら生活に困るという「背水の陣」があったから、みな嫌でも仕事を続けたのですが、現在では転職市場が成熟し、勤務形態・ライフスタイルも多様化しています。ネットを通じて様々な情報にダイレクトに接することもできます。これだけ選択肢があると、嫌なら別の仕事を探すのが普通になります。

討論が進むうち、違う職種の会社に勤めている人でも、悩んでいることはみな同じということがわかってきます。人件費カットの合理化経営で、正社員一人あたりへの負担は大きくなり、残業、サービス残業、休日出勤はごく普通、営業は月末ノルマに追われ、上司、他部署、取引先との人間関係にみな悩んでいます。

入社してすぐに感じるのは理想と現実のギャップです。会社に入ってみて初めて社会の嫌な部分、きつい部分が見えるわけです。例えば、お酒の販売店に勤めて9ヶ月で辞めた人は、自分ではお客さんが求めているものを売りたいのに、上に言われて利益率のいい商品、高額商品をお客さんにすすめるのが嫌だったと言います。

確かにこれは販売に携わる者なら誰もが経験する悩みです。何故お客さんの欲しいものと微妙に違う商品をおすすめするのか、納得できなければ販売行為が苦痛になります。しかし、これは自分自身が経営者の立場になれば納得できることです。事業を継続させるには、できるだけ売上をとって利益を出さなければいけません。売上よりコストの方が上だと赤字になって事業が成り立たず、従業員に払う給与のやりくりにも苦労することになります。お客さんが求めているものと自分たちが売りたい商品とのベストマッチングを求めること、お客さんと良好なパートナーシップを結ぶことが事業経営だと言えるでしょう。お客さんの要望ばかり聞いていては、バランスが成り立たないのです。まあ、こういうことがわかったのは、企業で苦労したおかげですが。

ゲストのベテラン企業人たちも、私と同様の理屈で9ヶ月で会社を辞めた人に反論します。彼は、それにいい悪いはない、しかし自分には納得できなかったと言います。ドン小西は若者特有の正義感を持つことはいいことだ、自分が儲けるためだけに高い商品をばんばん売りつける奴よりよっぽどいい、けどすぐ辞めずに続けてほしかった、俺の同期はみんな辞めていったけど、俺は残って自分の意見を言い続けた、最終的には自分で会社を変える立場になったと言います。嫌なこと、倫理に反することに出会って逃げるのか、自分の力で変えようと立ち向かうのか…

販売に嫌気がさした彼は、人生の課題から逃げたわけではありません。彼は公務員なら公共の目的のために働けると考え、公務員になりました。これも一つの成長です。自分が何に向いているのか、どこまでなら許せるのか、適性がわかれば、仕事も喜びあふれるものにかわります。

街頭インタビューで、白髪のベテラン社員が、仕事は楽しいもんじゃない、サークル活動は楽しいからみんなお金もらえなくてもやる、仕事は辛いけどお金がもらえる、サークル活動とは違うと言っていました。これもまた真理の一つです。

楽しげなだけで何の生産性もない組織があります。こういった組織は利益を生み出しません。組織内部で喜びが増えるだけです。みんなが楽しげなのに、利益を生み出している組織があります。こういった組織には、楽しさの他に、達成したい明確な目標があります。目標実現に向かって組織が一体となっている時、生産性があがるし、仕事に喜び、意義が生まれると自分は考えます。

目についたのは、会社経営者と、学者の意見は対立しやすいということでした。企業の経営者は利益の増大、企業価値の増大が目標です。企業の価値を高める従業員なら歓迎しますが、何の貢献もできない人には厳しいです。対して、学者は人間という一般的存在が抱えている問題の解決を重視します。学者にとっては対象となる人物が利益を生み出しやすいか、価値向上に貢献できるかは問題となりません。弱者救済の方に目がいきます。経営者としては、能力が開花していない人材をいかにエンパワーメントするかが課題となりますから、弱者救済面でも学者と経営者の考えは等しくなるはずなのですが、利益発生を重視しない学者と経営者では、やはり意見が対立すると感じました(自分はついつい大学までの教育の影響で、社会学者的に書いてしまうのですが、これからは経営者の視点で表現していきたいと思いました)。

今、書いてみて気になったことが一つ。NHKは経営トップの汚職問題とか、様々な不祥事が起きたのだから、入社4年目のNHK社員にとってはそれが一番ショックだったんじゃないか思います。なのに、番組中では一切NHKの問題については触れられませんでした。まあ対談参加者が、自分の企業の汚職が発覚して非常に落ちこんだとは言えません。守秘義務がありますしね。しかし、入社4年目の社員にとって一番大きいのは、入社した企業が汚職報道にさらされることではないでしょうか。ここに所属して活動していこうと思い定めて入った会社が、社会問題を引き起こしているとわかった時のショックは相当のものでしょう。自分の選択眼が悪かったと反省するしかありません。企業に見切りをつけるのか、自分は関係ないと言うのか、自分の力で会社をよくしていこうと積極的に改革に乗り出すのか、道は様々です。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 12:43| Comment(0) | TrackBack(1) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月29日

学歴、収入、生きているとは成長しているということ

プレジデント今月号は学歴と収入の関係について。学歴なくとも稼ぐことは可能。学歴があると収入アップに有利なことは事実。能力評価の一種としての学歴。

大学を卒業したら勉強はもう終わりだ、自分はライセンスを手にしたんだから後は勉強しなくていい、と思う学歴保持者は痛い目にあいます。資格取得、能力アップに励む人がたくさんいるのも事実。学習がとまると、自分の成長も止まります。

組織でも個人でも学習=成長は生涯続くもの。成長が止まった組織=個人=死滅。

今のままの君でいいんだよ、という現状肯定のスピリチュアル思考も好きですが、生きているということは成長発展しているということであるという未来志向のスピリチュアル思考も好きです。

未来への変化発展の元となる現在。自分の人生の方向を見定めて、投資すること、おおきな賭けに出ること。

学歴は数ある能力指標の一つにすぎず、学びの個人史に終わりはありません。
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2006年04月28日

マーケティングを学んでわかる営業力の強み

「コトラーのマーケティングコンセプト基本編」を読み進めるうち、だんだんマーケティングを客観的に見れるようになってきました。マーケティングによって、営業行為は駆逐されるとよくいいます。今日電車に乗っているときも、よっぱらったおじさんが「うちはマーッケティングに弱いでしょ。マーケッティング部とかないしね」とぼやいていました。しかし、よくよく考えると、コトラーの本に出てくるマーケティングの強い企業は、製造業とかネット通販とか顧客とダイレクトに対面していない大企業が多いです。レストランなどサービス業・小売業もよく出てきますが、それらの企業には接客する従業員がいるだけで、営業員と呼べるようなプロの販売員はいません。

どうもマーケティング、分析が得意な企業は、営業に弱いからしょうがなくマーケティングしてるんじゃないかと思えてきました。お客さんと対面して、話し合って、商品を買ってもらえるスキルがある人は、そっちを磨いた方がいいのかも。お客さんとダイレクトに接する機会がない企業や、ただ単にサービスするだけの企業はマーケティングを磨けばいいのかも。

マーケティングについて学べば学ぶほど、営業の強みもわかってきました。

○○○

ライブドアの堀江さん保釈になりましたね。やせていて、長髪になっていて、学生時代の彼より若々しい感じ。
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2006年04月25日

ピーターズも絶賛「成功遺伝子」

トム・ピーターズが「できることなら、20年前にこれを読みたかった!」と絶賛した本の邦訳がついに登場。

ていう紹介文に惹かれました。何しろこのビジネス爆発プロジェクトはピーターズの遺伝子を継ぐプロジェクトですから。

成功遺伝子―この行動が8つのDNAを目覚めさせる
成功遺伝子―この行動が8つのDNAを目覚めさせるトーマス・L. ハリソン メアリー・H. フレイクス Thomas L. Harrison

サンマーク出版 2006-04
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遺伝子決定論はなんか優生学ぽいので嫌いなのですが、この本の著者は遺伝子決定論者ではありませんでした。成功遺伝子とはつまり、成功を生み出す要因です。

ある行動や習慣を遺伝子になるまで実践すれば、おのずと成功が実現するという主張です。ピーターズが感嘆したんだから間違いないでしょう。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月24日

書評:キャプランとノートンの戦略マップ

戦略マップ バランスト・スコアカードの新・戦略実行フレームワーク
戦略マップ バランスト・スコアカードの新・戦略実行フレームワークロバート・S・キャプラン デビッド・P・ノートン 櫻井 通晴

ランダムハウス講談社 2005-12-16


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キャプランとノートンの戦略バランスト・スコアカード ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する 戦略集中講義 戦略マップ バランス・スコアカード実践活用法 明日は誰のものか イノベーションの最終解


ビジネス書の名著リストで、キャプランとノートンを発見しました。二人連名で本を書く人たちって(例えばドゥルーズ&ガタリとか)、たいてい思想史的に重要な本を書きます。キャプランとノートンはバランスト・スコアカード(以下BSC)を発明しました。

通常の財務諸表だと、経営の結果、お金による利益しかわかりません。BSCは目に見えない資源、すなわち人の能力とか情報とか無形資産の評価測定を重視します。人や情報の卓越性があるからこそ、結果として利益が生まれる。BSCとは、利益発生の大本となる無形資産の測定を可能にした新しい経営分析手法なのです。

BSCは大きな発明ですが、キャプランとノートンの二人はその後、無形資産と有形資産の両方を成長発展させるにはどうすればいいか考え抜きます。

普通の企業経営者はみな企業のミッションやヴィジョンを語ります。すばらしいミッションやビジョンが大々的に発表されても、8割から9割現実の業務で活かされていないというのが実情みたいです。哀しい現実ですね、と悲嘆するのでなく、キャプランとノートンは、ミッションをいかに日々の業務に浸透させるか、従業員みんながミッション実現に向けて毎日働くにはどうすればいいかを考えました。そうして生まれたのが、書名にもなっている戦略マップです。

まあ単純に言うと、事業戦略を図式化したのが戦略マップです。何当たり前と言うことなかれ。他のものより圧倒的に優れているのは、4つの視点から戦略を見つめていること。

戦略マップでは、まず企業活動を

財務の視点、
顧客の視点、
内部プロセスの視点、
学習と成長の視点

の4つの領域で検討し、問題点、改善点を洗い出します。

次に、発見した改善点を4つの領域(トップを財務の視点、一番下を学習と成長の視点にします)にわけて、図表化します。最後に、書き込んだ改善点の相互関係を矢印などで結びます。相互関係を明確化することが非常に重要となります。一見別々に思える改善点を結ぶことによって、自分の業務を改善することが、顧客満足につながるし、利益アップにもつながることがわかります。

こう書くと当たり前なんだけど、例えば毎日地味な作業をコツコツしている人は、自分の仕事が会社の成長にどう貢献しているか見えにくいです。末端の作業者にヴィジョンやミッションを語っても、絵空事として浸透しにくいです。しかし、戦略マップを作成して、ある部署の作業プロセス改善が、顧客満足の向上にもつながるし、財務の向上にもつながるし、会社の発展につながるとわかれば、昨日までは別々だと思っていた他の部署がすごい身近に感じられるし、何より自分自身の仕事に意義と誇りを見いだせます。

戦略マップの効果は非常に強力です。げんに、この本を読んだ後、会社に行ったら、仕事に対してまるで別の感覚で望めました。今まで月曜日はつらかったし、残業も嫌々だったけど、今日は仕事一つ一つに意味を感じることができたし、大きな変革事業に関わっているという認識を持てました。大企業で働く改革者はみな、こんな充実した感情を抱きながら、毎日働いているのかな、素敵だなと思えました。

キャプランとノートンの優れているところは、企業経営に使う戦略マップの手法を、市町村組織運営とか、NPO組織運営にも実践しているところです。企業では利益の増大、株主価値の増大という財務面の充実が最重要となるのですが、非営利組織では、社会貢献度や、事業ミッションの達成度を測定することが何より重要となります。現状分析、改善点の明確化、組織活動の相互関係の明確化には、戦略マップ作成がおすすめです。

戦略マップは、事業ミッションを組織の全員に落としこむための効果的な手法です。事業戦略がきちんと毎日の業務に浸透しているか、計るための測定基準となります。ビジネスに希望を見いだせない人はぜひご一読を。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス爆発プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月23日

やっと見つけた「営業本部」のビジネス書

図解でわかる部門の仕事 改訂版 営業本部図解でわかる部門の仕事 改訂版 営業本部
佐伯 学 高原 正紹 坂田 英之

販売促進部 マーケティング部 生産管理部 事業開発部 改訂版 情報システム部

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転職サイトなどの職種欄に「営業本部」はありません。書店に行けばマーケティングや経営学や営業の本はたくさん売っていても、「営業本部」について書かれた本は一つも売っていません。ようやくこの前ブックオフで、「営業本部」の本を見つけました!

営業本部とは何なのか。「営業機能を統括する本社スタッフ部門」。なんだか偉そう。

現場営業ラインと本社スタッフの連携役であり、営業にとっては本社の代弁者であり、本社にとっては営業の代弁者。マーケティングに企画に広告に商品管理に事業戦略に、何でもありの部署。他人の動きに翻弄されがちだけど、いろんな情報が入ってくるお得な部署。経験を積むにはもってこい。

しかし、やっぱり営業本部の本はどこにもないし、やっぱり営業はマーケティングに変わっていった方がいいと思います。強引な販売から、顧客のニーズを満たす販売へ。ビジネスの流れは、コトラーが登場した時からずっとマーケティング。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

書評「7つの習慣 最優先事項」

7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則
スティーブン・R. コヴィー レベッカ・R. メリル A.ロジャー メリル

7つの習慣―成功には原則があった! 7つの習慣 原則中心のリーダーシップ 第8の習慣  「効果」から「偉大」へ TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究 7つの習慣ファミリー

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ビジネス系自己啓発書籍では、コヴィーさんの本がやはりダントツですばらしいと思います。わかりやすいし、読むだけで心が落ち着くし。

「7つの習慣 最優先事項」では、とりわけ時間とのつきあい方について詳しく書かれています。時間管理本かというとそんな感じでもなく、緊急の用件に追われるのをやめて、自分にとって本当に大事なことをやって生きていこうとすすめる本です。

大事なことに関わっていると気持ちも落ち着くし、焦りや不安がなくなります。焦りや不安が生まれるのは、本当は重要じゃないと思っているのに、しょうがなくやっているから。

大事なことは何なのか。今、大事なことをしているのか、毎日確認しながら暮らしたいこの頃。子供の頃、こんな大人になるはずだったのか、違うと思うなら「7つの習慣」へ。

ずれていく人生。
まとまっていく人生。
大事なことは何なのか。

posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

ビジネス書のバイブルを探し求めて

あらすじで読む 世界のビジネス名著あらすじで読む 世界のビジネス名著
グローバルタスクフォース

世界で最も重要なビジネス書 成功するためのビジネス書100冊 世界の自己啓発50の名著―エッセンスを読む ポーター教授『競争の戦略』入門 図で読み解く!ドラッカー理論

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世界で最も重要なビジネス書が予想以上に面白かったので、続いて買いましたこの本。

ドラッカー、ポーター、コトラーなどMBAの講義教科書となるようなビジネス書の古典的名著30冊が一冊あたり5ページで簡潔に解説されています。要約のお手本みたいな感じでまとめられているのですが、それだけ読んでもなんだかおさまり悪く、やっぱり原典にあたりたくなります。

巻頭できちんと古典的名著にあたることの大切さが説かれています。軽いビジネス書は毎日たくさん販売されているけれど、歴史に残る理論書も大切にしたいなと思いました。

そう思っても、こちらで紹介されている本の多くは4000円以上の重厚派。理論は短くても、事例研究が長大。長大な検証があるからこそ、歴史に残る名著となったのかと感嘆。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月21日

自己実現の提唱者マズローが書いた経営学書

完全なる経営
完全なる経営
アブラハム・マズロー 金井 壽宏 大川 修二

関連書籍
マズロー著:人間性の心理学―モチベーションとパーソナリティ
マズロー著:完全なる人間―魂のめざすもの
老いることをどうして怖がるんですか
禅問答入門
子育て革命―プラス思考でどの子も伸びる
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マズローと言えば欲望段階説、自己実現で有名な心理学者です。

マグレガーやドラッカーなど経営学という学問を打ち立てた革新者たちは、マズローの心理学少なからず理論的影響を受けていました。マグレガーやドラッカーの経営学に対して、マズロー本人が俺なら経営をこう考えるとアンサーしたのがこの本です。

マズローは、理想的な企業活動とは、労働者全員の自己実現プロセスだと考えます。人間はちゃんとした目標や理念が与えられれば、遊びや休息と同じように喜んで働くといいます。「だれもが受動的な助力者であるよりも、原動力でありたいと望む。道具や、波に翻弄されるコルクのような存在でありたいとは思えない」まさにその通り。

企業に働く全員が従業員でなく、共同経営者になること。積極的に事業に関わること。

経営について述べる中で、マズローの自己実現思想がちりばめられています。

面白かったのは、私も貴方と一緒に自己実現に関わる仕事がしたいと言ってくる若者に対するマズローの対し方。熱狂して話しかけてくる若者は、たいてい長続きせず、困難に会うとすぐに諦める、そんなやつばかりだったから、最近は相手にしないことにしていると、マズローは率直に語っています。どんな困難にあっても、不屈の精神で問題解決にあたるのが真の自己実現者であり、ふわふわしていて、あきらめやすいやつは違うということみたいです。このようにマズローは、時々歯に衣着せぬ物言いをするのが、面白いです。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月20日

トム・ピーターズでがっつり自己啓発!

トム・ピーターズのマニフェスト (3) タレント魂。
トム・ピーターズのマニフェスト (3) タレント魂。トム・ピーターズ 宮本 喜一

ランダムハウス講談社 2005-12-18


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関連書籍
トム・ピーターズのマニフェスト (4) トレンド魂。
トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂
トム・ピーターズのマニフェスト(2) リーダーシップ魂。
パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す
常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学



経営学のオルタナティブ・ロッカー、
ピーターズ節炸裂!

「妥協には終わりがなくても、限度はある。
たとえばこうだ。
不誠実な人たちとは仕事をするな。
約束を守らない人たちとは仕事をするな。
自分のことしか眼中にない人たちとは仕事をするな。
あほうどもとは仕事をするな。
人生はあまりにも短い」

これじゃあ私、明日から仕事ができません!

賃金労働者は労働者であることをやめて、タレントになれとすすめる本。

タレントが集まってセクシープロジェクトを実行し、
顧客をヒーロー(ヒロイン)にすること。

顧客満足主義からヒーロー(ヒロイン)育成主義へ。


注目に値する、
違いを生み出す、
いつまでも胸を張れる。
息を飲むようなプロジェクトに参加すること。

そう、仕事じゃなくて現在進行形の
すんごいセクシープロジェクトで差をつけろ!

燃え上がる文章! デザイン! 
読者の気持ちもセクシーに!
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 14:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月19日

まわりは怒っている人ばかり……

こんにちは。
会社で働いていると、いろいろな人が怒っている場面に遭遇します。
ビジネス書を読んだり、テレビを観ている限り、人が怒りを発散させている場面にはそんなに出会いません。

実際のビジネスの現場に出ると、なんでこんなにみんな怒っているんだろうと驚くばかりです。

高校までは学校で先生が怒ることもありましたが、大学の先生は一切怒りませんでした。大学生の時怒られた経験は皆無に等しいです。自由で、独立していて、大人として尊重してくれて、知性を重んじる大学の伝統。対して実際のビジネス社会ではみんな怒りの感情を発散させています。ストレスが多いのでしょうか。競争に身をさらされているからでしょうか。

ビジネス書を読んでいる限り、気持ちは高ぶっても、いらいらすることはありません。マネジメント論では、怒鳴り散らすことの有効性なんて、とっくの昔に否定されています。なぜ理論と現実はこうも隔離してしまうのか……

感情を大切にしながら人と接することは実に大切ですが、マイナスの感情をぶつけあうことは避けたいものです。建設的に世界と関わること。ビジネス。

スマートに。エクセレントに。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月16日

書評:世界を変えたビジネス思想家

世界を変えたビジネス思想家
世界を変えたビジネス思想家
ダイヤモンド社

関連書
戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ
ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略
ザ・プロフェッショナル
世界で最も重要なビジネス書
世界で最も偉大な経営者
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ドラッカー、ポーター、ピーターズなどビジネス史に残る重要な思想家50人の思想をコンパクトにまとめたビジネス書です。ブランチャード、カーネギー、コヴィーなど自己啓発系の作家から、孫子、マキャヴェリ、アダム・スミス、マックス・ウェーバーなど古典の偉人まで網羅されています。

読むとビジネス史の変遷もわかります。アメリカ不況の時代に、日本企業の経営方法がいかに大きなインパクトだったのかがよくわかりました。

経営学を一言で言うと、いかに人間を大切にすることが大事なのか、気づいてきた学問だということ。

従業員を労働者として扱うのでなく、パートナーとして、むしろ上司が奉仕する対象として、大切に扱うことで能力発揮につながります。

顧客は商品を売る対象でなく、これまた重要なパートナー。

産業革命後、労働者が酷使されていた時代から、ロバート・オーエンは従業員を人間として尊ぶことの大切さに気づいていました。企業活動とは、社会で最も影響力を持つ組織活動であり、民主主義政治のよきモデルになるというフォレットの意見にも感銘を受けました。

日本では有名でない思想家もたくさん取り上げられているので、勉強・発見になります。今後の学習・実践の指針になる本です。

読み終わった後、人間重視の経営学はこれから先どこに行くのか考えました。

今世界的に問題になっているのは動物と植物、すなわち人間以外の生物の尊厳です。大量生産、大量消費のビジネス社会システムは、狂牛病や鳥インフルエンザの温床になっていると考えます。人間だけでなく、生態系全体にとって有益なビジネスを考えること、国家間のアンバランス、経済的不平等を解決するビジネスモデルを構築すること。これらが今後の経営学に確実に求められます。

たとえ利益にダイレクトに結びつかずとも、人類の未来を考えた経営学を行なうこと、それが終局的には大きな利益となることは、ドラッカーの思想変遷を見れば納得できます。

企業という組織で働く私たちは、毎日の活動が子供たちの未来に関わっているという自覚を持って、働くことが求められることでしょう。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 23:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あなたのオフィスもエブリウェア時代に突入

4943998658オフィスエブリウェア―変貌するアメリカのワークスタイル
野田 一夫
岡村製作所 1996-07

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さんまが出ていた年末のニュース解説特番に出ていた軍事評論家が「六本木ヒルズに集まるIT族は、世界からあまり評価されていない。都会に集まってるから。田舎で起業して、田舎のままトップになると、世界からもあいつらすげえなと評価される」と言っておりました。ここで言うところの世界とは、所詮欧米中心の世界に過ぎないのですが、彼の言には一理あるなと思いました。インターネットのおかげでどこでも企業活動できるんだから、わざわざ人間が家畜のごとく集まっている密集地帯にオフィスかまえる必要はないと思うのです。

「オフィスエブリウェア」では、アメリカのオフィス変化と、それに合わせて新しくなったワークスタイル、労働者の価値観について豊富な図解つきで書かれています。みんなが一つのフロアに密集するのはもう時代遅れ、オフィス街というところに様々な企業が密集するのも時代遅れ、ネット時代のキーワードは拡散であり、誰でも好きなところで、自然に囲まれて働くことができます。

オフィスでも自分の席は決まっておらず、着いた順に好きなデスクに座る。後はパソコンネットにつなげばいつもと同じ仕事ができます。

家で好きな時間に働くことも可能。どれもこれもネットのおかげ。

孤立感は自立心にかわり、中間管理職は不要となり、統制から自立した個人のチームワークへ。憧れの世界。

理論的にはこれが可能なんだけど、現実のオフィスは旧態依然としたまま。まあいつの時代もそうでした。先に優れた思想が現われ、先に実践する人たちが現われ、ずっと後になって社会全体に普及する。自分からまず率先して変わりたいと思います。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポストモダンの経営学者ピーターズの重要性

一つ前の記事の続きです。経営学におけるピーターズの重要性について。ピーターズはドラッカーが確立した経営学思想を一歩先に推し進めたと言われます。ドラッカーは言わば、19世紀的モダニズムの思考法で経営学を作っています。ドラッカーはNPOなど企業活動の先にある組織を予言していますが、思考の枠組みの根本は、古き良き知識人の伝統に寄っていると考えられます。

対してピーターズは20世紀文化の潮流にのった経営思想を打ち立てました。ピーターズはよくポストモダンの経営学者と言われます。私は大学時代経営学についてうとく、むしろ軽蔑していたくらいでした。20世紀の美術、音楽、文学、哲学を少しでもかじっていると、経営学は、とても古臭い学問のように思えるのです。

20世紀アートは、それまでも価値観を否定しました。美術で言えばパフォーミング・アート、ポップ・アート、クラシックなら無調音楽、ジャズならフリージャズ、ロックならプログレッシブ・ロックにパンクにグランジ、文学ならポストモダン文学にヌーヴォー・ロマン、哲学ならフランス現代思想にポストコロニアリズム……総じて目的と計画より、偶然と戯れを重んじる文化となったのです。

ポストモダンの立場から見ると、売上目標とか長期的経営計画と言っているビジネスの世界は、旧世代の遺物にしか見えなかったのです。

つい先月ようやく見つけた希望の光がピーターズの経営学でした。ピーターズは目標やビジョンなんてなくてもいいと言います。下手に目標を持つと、いいアイデアを思いついても、途中で方向転換できなくなります。目標を大事にして人生の喜びを犠牲にすることよりも、脇道によるのを楽しむこと、面白いアイデアをどんどん取り入れることをピーターズはすすめます。

ここにおいてドラッガーの目標管理理論は乗り越えられたのだと思います

圧倒的なスピードで変化する世界より更に素早く変化し続けること、ショービジネスとコマーシャルが隆盛する中で、自ら率先してエンターテイナー、タレントとして振る舞うことをすすめるピーターズは、ポストモダンの先端を歩いています。

このブログはピーターズの志を日本に普及させることを目的の一つとしています。できればピーターズの更に先まで進んで行きたいと思います。

ビジネス爆発プロジェクトに今日すぐ参加しましょう!
やり方は簡単です。日常生活で自分の可能性を爆発させるだけです。

?????????????トム・ピーターズの経営破壊


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ピーターズの日本不人気要因を分析

経営学の異端児、トム・ピーターズは、アメリカではドラッカーの後継者という立派な評価と人気を得ていますが、日本での認知度はイマイチのようです。渋谷の大書店に行くと、ドラッカーの本はずらっと並べてあるのに、ピーターズの本は2、3冊…… 不人気の要因を考えてみました。

1,ピーターズは日本嫌い?
ピーターズのデビュー作で代表作「エクセレント・カンパニー」は、不況の時代に活躍しているアメリカ一流企業の成功事例を集めたものです。「エクセレント・カンパニー」出版当時、アメリカでは、当時絶好調だった日本的経営手法を紹介するビジネス書が売れていました。ピーターズは自信を失っていたアメリカ人に、「アメリカでもすごいビジネスはあるんだ!」と知らしめた存在です。もしやピーターズって日本嫌い?

ピーターズは日本製のぺんてるボールペンを愛用してますし、東洋哲学に親近感を持っています。そんな日本嫌いでもなさそうです。むしろアメリカの事情について書きすぎているから、日本人に響いてこないのかもしれません。

2,広報活動が弱い?
ピーターズは出版後精力的に講演活動をして、著書の売りこみをしているようですが、日本には熱心に売りこみに来ていないのかもしれませんし。

3,日本のビジネスマンが真面目すぎる
ピーターズの本はエンターテインメントになっています。デザイン、広告分野の発想が溢れており、クリエイティブでシュールです。この遊び心が真面目な日本の経営幹部に受け入れられないのではと思いました。日本ではどうもデザイン・広告担当と、経営・財務担当で性格類型がきっぱり別れているように思います。

アメリカの広告担当は、日本の広告担当よりもずっとビジネスマンぽく、会社全体のことや利益、営業面に関わっているようです。同時に経営・財務担当も、日本の経営陣より、遊び心、想像力を豊富に持って働いているでしよう。

対して日本の場合、広告担当はビジネスマンというより独立したアーティストっぽく、経営・財務担当は飲み会以外くそ真面目という現状で、両者の分離隔絶度が高いと思います。これでは、デザイン・広告的なセンスと経営学的センスの両方を併せ持つピーターズの評価が低いのもうなずけます。

ピーターズを読むことはとても大事だよ、というアピールを次の記事で書くことにします。

トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂
トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂




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posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 12:11| Comment(0) | TrackBack(1) | 経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月15日

ビジネス爆発プロジェクトついに始動!

こんにちは!
ブログタイトルを「ビジネス爆発大学」から「ビジネス爆発プロジェクト」に変更しました。度重なるタイトル変更でご迷惑おかけします。

大学で学ぶというより、
今この場で、学びつつ、プロジェクト=変革を進める感じ!

「ビジネスは爆発だ!」の考えを日常生活で実践することが、このプロジェクトの目標です。

毎日が爆発だ!
土日も爆発だ!
爆発に終わりなし!

サラリーマンというより、僕らはボンバーマンだ!
硬直する組織に風穴をあけて、風通しをよくするのが、僕らの仕事の一つなんだ。

プロジェクトは始まると同時に参加メンバーを募集するものです。
プロジェクトの規模が変更するにしたがって、参加メンバーの数はかわるし、新しい別のプロジェクトが始まるかもしれません。流動的、アメーバ的に進んでいくのがプロジェクト。いつ終わってもいいし、いつ始まってもいい。時代が変わるよりさらに速く、すぱすぱっと生成変化するのが今どきのプロジェクト。

ここはビジネス爆発プロジェクト。
ビジネスは爆発だ! の精神に共鳴する人は、みなプロジェクトメンバーです。さあメンバーのみんな、今すぐ自分の居場所で爆発しよう! 活火山のように高まるエネルギーが、世界中を燃え上がらせます。

ビジネスは爆発だ! 


posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス爆発プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月14日

ビジネスは爆発だ!

ブログタイトルを「ビジネス思想クロニクルブログ版」から
ご覧の通り「ビジネス爆発大学」に変更しました。

とある芸術家が数十年前、「芸術は爆発だ!」と連呼していましたが、
ビジネスも爆発だ!

人生は爆発の連続だ!

絶えざる爆発、活火山。

不動の爆発が仕事を変えます。

萌え続けるんだスーツパーソン。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 17:37| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ピーターズのデザイン本

トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂
トム・ピーターズのマニフェスト(1) デザイン魂
トム・ピーターズ 宮本 喜一

関連書
トム・ピーターズのマニフェスト(2) リーダーシップ魂。
トム・ピーターズのマニフェスト (3) タレント魂。
トム・ピーターズのマニフェスト (4) トレンド魂。
パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す
常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学
by G-Tools


経営学カリスマ系の中で、唯一デザインの重要性を力説しているピーターズによる、デザイン特設本。

アップル、スターバックス、ハーレー、BMWなどデザイン最重視戦略をとって成功した企業の紹介をからめつつ、現代ビジネスにとってデザインがいかに大切なものであるかが説かれる。

僕のパソコン、家ではアップルのibookです。ipodもそうだけどアップル製品は箱、説明書、パソコンの外観、フォント、全て他社製品よりシンプルで、かっこよくて、洗練されていて、工業製品という感じがしません。

パソコンは総合芸術だ。というか全ての商品は会社の方針次第でアートに変わるのだ。

顧客満足より、ユーザーが感動して、いきいきして、パワー増大するようにデザインすること。

ビジネスはサービスじゃなくてショー。マイケル・ジョーダンみたいにアメイジングに振舞うこと。

創造と革新とデザイン。

本の装丁がカラフル、写真たくさん、アイデアの連続なので、これを読み終わった後、他の本を手に取ると、実に無味乾燥な文字の羅列に見えます。出版業界の衰退は本内部のデザインが時代遅れになったせいかもしれません。

かっこいいデザインのホームページは売れない、ホームページデザイナーは営業センスがない、デザインはださくてもかまわないから、有益な情報をたくさん書け、とネットビジネス系の起業家はよく主張しますが、これはピーターズの考えと真っ向対立します。

優れたデザイナーを会社の役員会に参加させること、財務や営業に芸術家、詩人を配置することをすすめるピーターズの方に、僕は親近感と革新性を感じます。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 10:35| Comment(0) | TrackBack(2) | 経営学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月13日

自費出版の碧天舎がつぶれブログの時代に

自費出版の大手、碧天舎がつぶれました。2ちゃんねる文芸創作版では、自費出版系の出版社はきわめていかがわしいと以前から徹底的に叩かれていたので、つぶれるのも当然の結果かと思います。

出版ビジネス&文学理論において、作者から読者に価値の中心がうつってきました。読者だった人が作者に手早くなれる自費出版は時代の流れにのったビジネスでしたが、インターネットとブログが爆発的に伸びて、出版業界全体が時代遅れになっていきました。まあでもネットだと長文読むのにつかれるので、まだまだ本の需要はありますが、ネット発、ブログ発の書籍が売れているのも事実です。

情報を受身で需要していたマスメディアの時代から、
みなが好きな情報を検索してどこでも手に入れることのできるネットメディアの時代へ。誰もが情報の発信者になれる時代へ。情報の発信者同士がコミュニティを形成し、活発に知識の創造を行なう時代へ。企業組織から、個人の情報発信者に重心がシフトしています。

とべとべ 創れ創れ つながれつながれ。抵抗抵抗のウェブログ。
posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 14:04| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月11日

最強組織、企業

企業とは、組織の中でも、社会に対して最大の影響力を持つ組織です。

参加人数、参加者の活動時間も他組織と比べて膨大です。

どうせ企業活動に参加するなら、エクセレントでポジティブで、
メンバーがいきいきしている組織に参加したいものです。

参加しているだけで自分自身がロナウジーニョのごとく輝き出し、
他メンバーも同時に成長発展していく偉大な組織を目指して。

posted by 春昼(旧名 野尻有希、再度昼) at 10:44 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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